毎日航空英語!

航空英語のRA (rain)

航空英語のRA (rain)RAとはRainの略で、「雨」をあらわす用語。

これを読んでいるあなたもスコール、ゲリラ豪雨など聞いたことがあると思うが、パイロットにとって雨の降り具合というのは、運航計画や着陸の判断にも影響する重要な情報だ。

航空英語「RA (rain)」の種類

パイロットの世界には、雨にもさまざまな表現の仕方がある。

・DRIZZLE(霧雨)

・SHOWER RAIN(しゅう雨)

・FROZEN RAIN (着氷性のある雨)

・SQUALL(スコール)

そのほか、飛行場周辺で降る雨のことを「Vicinity Rain」と表現する。

RAに関する口頭諮問(Oral check)

雨は運航に大きく影響する。雨で視程が悪くなれば、ゴーアラウンド(着陸のやり直し)をしたり、ダイバート(当初の目的地以外の空港などに着陸する)せざるを得ないからだ。そのためパイロットの口頭諮問でも雨に関する問題は頻出する。

試験官

Which of the following symbols is correct to indicate ‘drizzle’ in METAR? (METARで「霧雨」を示す記号で正しいものはどれか。)

(1) HZ (2) BR (3) DZ (4) TS

アイコン名を入力

(霧雨はDRIZZLEだから、DRIZZLEを略した記号は・・・)
(3) DZ !

といった具合。

METARとは航空気象情報を英数字を使って伝達するための書式で、パイロットになるには必須の知識だ。次回以降に「どこよりもやさしく」解説していくので、当サイトのブックマークをお忘れなく!