コース内容
Lesson 1:Be動詞の時間軸 – “時間の中にいる自分を描く”
Be動詞(am / is / are / was / were)は「行動」ではなく「状態・存在」を伝えるための最重要動詞です。 このレッスンでは「現在」と「過去」のbe動詞を行動と区別し、 “そのとき自分がどんな状態だったか” を英語で描く練習をします。 訓練や座学で自分の状況を説明する第一歩として、 「I was nervous」「We were waiting」などの自然な表現を身につけましょう。
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Lesson 2:過去進行形 – 動いていた瞬間を描く
過去進行形(was / were + -ing)は「過去に何をしたか」ではなく、 そのとき何をしていたのか、どんな状態の中にいたのかを描くための英語です。 訓練や座学では、単に結果を報告するよりも「状況の流れ」を伝えることが重要。 このレッスンでは、when / whileを使いながら、 “その瞬間、自分は何をしていたか” を自然に説明できるようになります。
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Lesson 3:受け身(Passive Voice)– 何が起きたかを冷静に伝える
受け身(be + 過去分詞)は「誰がしたか」ではなく、 “何が起きたか” を客観的に伝えるための構文です。 訓練やブリーフィングでは、自分の行動よりも「出来事の経緯」や「外部からの影響」を正確に伝えることが求められます。 このレッスンではI was called / The airplane was inspectedのような 「被動作の英語」を使いこなし、落ち着いた報告や記録ができる力を養います。
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Lesson 4:感情・心理・態度を表すBe動詞 – 「どう感じていたか」を正確に伝える
Be動詞は「存在」や「状態」だけでなく、感情・心理・態度を伝えるための最もシンプルで強い表現ツールです。 訓練やブリーフィングで「緊張していた」「不安だった」「集中していた」などを英語で冷静に伝えることで、 自分の思考を明確に言語化できるようになります。 このレッスンでは、I was nervous / I was being careful / We were confused のように、 感情や態度を具体的に説明できる英語を磨きます。
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Lesson 5:Do × Be の融合 – 行動と状態を同時に伝える英語
英語の「報告」や「説明」では、行動(Do)と状態(Be)を切り離して考えません。 “I did check, but I wasn’t sure.” のように、行動+状態を一文に重ねることで、 「やった」だけでなく「どうだったか」まで伝わります。 このレッスンでは、Do / Did / WillとBe動詞を組み合わせて、 実務や訓練で役立つ“思考のある英語”を練習します。
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Lesson 6:状況を再現する – Be動詞で描く「その時の空気」
英語の報告力は「何をしたか」ではなく、「その時、どんな状況だったか」を説明できるかで決まります。 このレッスンでは、過去進行形や受け身、感情表現を組み合わせて、当時の空気をリアルに再現する英語を身につけます。 フライトレビューやブリーフィング、座学での説明など、プロの現場で必要な“臨場感のある説明”を作る練習を行います。
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Lesson 7:訓練・座学総まとめ – 状況説明と報告の完成形
これまで学んだ Do(行動)、Be(状態)、Will(意志)を組み合わせて、 訓練・座学・ブリーフィングで“報告できる英語”を完成させる最終レッスンです。 過去進行形・受け身・感情表現を織り交ぜて、出来事の流れや判断の理由を整理しながら伝える練習をします。 最終的に、“When I was turning base, the instructor called.” のように、 状況+反応+判断を一文で言えることを目指します。
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留学前基礎英語コース2 Standard

Lesson 3:受け身(Passive Voice)– 何が起きたかを冷静に伝える

英語では「自分がした」よりも「何が起きたか」を伝える方が大切な場面があります。
Be動詞 + 過去分詞 は、まさにそのための構文。
訓練・座学・報告の中で、自分が受けた出来事や外部のアクションを自然に説明できるようにしましょう。

学習ステップ

  1. 構造を理解する: be動詞 + 過去分詞(done, called, repairedなど)。
  2. 行動者ではなく出来事を主語にする: “I called him.” → “He was called by me.”
  3. 訓練や報告での自然な使い方を覚える: 状況・影響・経緯を冷静に説明する。

受け身の基本構文

構文 例文(英) 意味(日)
be + 過去分詞 I was called by my instructor before the briefing. ブリーフィング前に教官に呼ばれた。
出来事中心 The airplane was inspected yesterday. 航空機は昨日点検された。
出来事+経緯 When I went to file the flight plan, I was told the system was down. フライトプランを提出しに行ったとき、システム障害だと知らされた。

訓練・座学での応用表現

  • I was assigned to review the weather briefing.(天気の確認を任された。)
  • The student was told to adjust the power earlier.(学生はパワー調整を早めるよう言われた。)
  • The flight was delayed due to maintenance.(整備のためフライトが遅れた。)
  • The checklist was updated this week.(チェックリストが今週更新された。)

Phase 1 × Phase 2 融合練習

  • I did submit the report, but it was misplaced.(提出したが、書類が紛失された。)
  • We will review the checklist after it is updated.(更新後にチェックリストを確認する。)
  • I was going to fly, but the aircraft was grounded.(飛ぶ予定だったが、機体が使用停止になった。)

よくある落とし穴

  • 受け身は「何がされたか」を強調する。行動者(by〜)は必要な時だけ使う。
  • be動詞の時制を忘れやすい:is / are / was / were の一致に注意。
  • 日本語で「〜された」は過去形に見えるが、英語では「be + 過去分詞」で“状態”を表す。

ドリル(選択・完成)

  1. I ______ (was / were) called by the instructor before the briefing.
  2. The airplane ______ (is / was) inspected yesterday.
  3. The checklist ______ (was / were) updated this week.
  4. We ______ (were / was) told to wait for ATC clearance.
  5. The flight ______ (was / were) canceled due to the storm.
解答を表示
1. was 2. was 3. was 4. were 5. was

音読リズム練習

  • I was|called|by my instructor.
  • The airplane|was|inspected|yesterday.
  • The checklist|was|updated|this week.

まとめ(暗唱ライン)

受け身は「誰がしたか」ではなく「何が起きたか」を語る言葉。
英語で報告する時は、主語を“出来事”にする視点を持とう。

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