留学前基礎英語コース2 Standard

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コースについて

Be動詞で「状態」を描く

Be動詞(am / is / are / was / were) は、行動ではなく「そのとき自分がどう在ったか」を伝えるための言葉です。
ここでは 過去進行・受け身・感情・環境描写 を通して、状況を“説明できる英語”に仕上げます。
会話のトーンも少しだけフォーマルに。訓練生らしく、落ち着いて説明する英語を磨きましょう。

  • 「行動」ではなく「状態」を意識して話す
  • Do / Did / Will の上に Be を重ねて表現を広げる
  • 訓練・座学で使える英語を文脈で理解する

学び方:3ステップ

  1. be動詞の感覚を理解する:「〜である」「〜の状態にいる」を行動と区別して意識する。
  2. 過去・進行・受け身を体感する: was / were + ing, be + 過去分詞 で状況を描写。
  3. 実務シーンで応用する: 訓練・座学・ブリーフィングの会話に落とし込む。

状態を説明する基本構文

構文 例文(英) 意味(日)
過去進行 I was checking the weather when my instructor called. 教官から電話が来たとき、天気を確認していた。
受け身 I was called by my instructor before the briefing. ブリーフィングの前に教官に呼ばれた。
感情 I was nervous before my first solo flight. 初ソロの前は緊張していた。
状況描写 The runway was wet, but the visibility was good. 滑走路は濡れていたが、視界は良好だった。

訓練・座学でよくある会話例

  • I was going to submit a flight plan, but the computer was down.(フライトプランを提出しようとしたけど、システムが落ちてた。)
  • When I was called by my instructor, I was calling the tower.(教官に呼ばれたとき、ちょうどタワーにコールしていた。)
  • We were waiting for the weather to improve.(天候の回復を待っていた。)
  • The airplane was inspected yesterday.(航空機は昨日点検された。)
  • I did check the checklist, but I wasn’t sure about the clearance.(チェックリストは確認したが、クリアランスには自信がなかった。)

よくある混乱ポイント

  • 過去進行は「その瞬間何をしていたか」だけでなく「どんな状態にいたか」を描く。
  • 受け身では「誰がしたか」より「何がされたか」に焦点を置く。
  • “I was being careful.” は「慎重であろうとしていた」―一時的な態度を表す。
  • Do / Did を一緒に使うと「行動+状態」が立体的に伝わる。

ドリル(基礎+応用)

  1. I ______ (was / were) studying when the instructor entered the room.
  2. The airplane ______ (was / were) checked this morning.
  3. We ______ (was / were) not sure about the visibility.
  4. When I ______ (was / were) going to call ATC, the radio stopped working.
  5. I did confirm the weather, but I ______ (was / were) still nervous.
解答を表示
1. was 2. was 3. were 4. was 5. was

音読リズムのコツ

  • 短く切って発音する:I was|checking|the weather.
  • 進行形は「流れ」で読む:I was go–ing to call|you.
  • 受け身は “be + 過去分詞” のリズム:was|called|by my instructor.

まとめ(暗唱ライン)

Be動詞は「行動の影」にある。Doが動きを作り、Beが空気を作る。
状況・感情・意図をBeで描ければ、報告も会話も格が上がる。

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コース内容

Lesson 1:Be動詞の時間軸 – “時間の中にいる自分を描く”
Be動詞(am / is / are / was / were)は「行動」ではなく「状態・存在」を伝えるための最重要動詞です。 このレッスンでは「現在」と「過去」のbe動詞を行動と区別し、 “そのとき自分がどんな状態だったか” を英語で描く練習をします。 訓練や座学で自分の状況を説明する第一歩として、 「I was nervous」「We were waiting」などの自然な表現を身につけましょう。

Lesson 2:過去進行形 – 動いていた瞬間を描く
過去進行形(was / were + -ing)は「過去に何をしたか」ではなく、 そのとき何をしていたのか、どんな状態の中にいたのかを描くための英語です。 訓練や座学では、単に結果を報告するよりも「状況の流れ」を伝えることが重要。 このレッスンでは、when / whileを使いながら、 “その瞬間、自分は何をしていたか” を自然に説明できるようになります。

Lesson 3:受け身(Passive Voice)– 何が起きたかを冷静に伝える
受け身(be + 過去分詞)は「誰がしたか」ではなく、 “何が起きたか” を客観的に伝えるための構文です。 訓練やブリーフィングでは、自分の行動よりも「出来事の経緯」や「外部からの影響」を正確に伝えることが求められます。 このレッスンではI was called / The airplane was inspectedのような 「被動作の英語」を使いこなし、落ち着いた報告や記録ができる力を養います。

Lesson 4:感情・心理・態度を表すBe動詞 – 「どう感じていたか」を正確に伝える
Be動詞は「存在」や「状態」だけでなく、感情・心理・態度を伝えるための最もシンプルで強い表現ツールです。 訓練やブリーフィングで「緊張していた」「不安だった」「集中していた」などを英語で冷静に伝えることで、 自分の思考を明確に言語化できるようになります。 このレッスンでは、I was nervous / I was being careful / We were confused のように、 感情や態度を具体的に説明できる英語を磨きます。

Lesson 5:Do × Be の融合 – 行動と状態を同時に伝える英語
英語の「報告」や「説明」では、行動(Do)と状態(Be)を切り離して考えません。 “I did check, but I wasn’t sure.” のように、行動+状態を一文に重ねることで、 「やった」だけでなく「どうだったか」まで伝わります。 このレッスンでは、Do / Did / WillとBe動詞を組み合わせて、 実務や訓練で役立つ“思考のある英語”を練習します。

Lesson 6:状況を再現する – Be動詞で描く「その時の空気」
英語の報告力は「何をしたか」ではなく、「その時、どんな状況だったか」を説明できるかで決まります。 このレッスンでは、過去進行形や受け身、感情表現を組み合わせて、当時の空気をリアルに再現する英語を身につけます。 フライトレビューやブリーフィング、座学での説明など、プロの現場で必要な“臨場感のある説明”を作る練習を行います。

Lesson 7:訓練・座学総まとめ – 状況説明と報告の完成形
これまで学んだ Do(行動)、Be(状態)、Will(意志)を組み合わせて、 訓練・座学・ブリーフィングで“報告できる英語”を完成させる最終レッスンです。 過去進行形・受け身・感情表現を織り交ぜて、出来事の流れや判断の理由を整理しながら伝える練習をします。 最終的に、“When I was turning base, the instructor called.” のように、 状況+反応+判断を一文で言えることを目指します。

生徒の評価とレビュー

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