Lesson 5：Do × Be の融合 – 行動と状態を同時に伝える英語
Do（行動）と Be（状態）を組み合わせると、
「何をした」だけでなく「どういう状況だったか」「どう感じたか」まで伝わる英語になります。
このレッスンでは、訓練・ブリーフィング・報告で使える 行動＋状態 の文を練習します。
学習ステップ
- 行動（Do）と状態（Be）の役割を再確認： Doは動き、Beは背景と感情。
- 一文の中で両方を使う練習： “I did check, but I wasn’t sure.” のように連結する。
- 実務的な文脈で使う： 訓練報告・Ground schoolの会話に適用する。
行動＋状態の基本構文
| 構文 | 例文（英） | 意味（日） |
|---|---|---|
| 行動＋状態 | I did check the weather, but it was unstable. | 天気は確認したが、不安定だった。 |
| 過去意図＋現在評価 | I was going to call ATC, but the radio was down. | ATCにコールしようとしたが、無線が落ちていた。 |
| 行動＋感情 | I did everything I could, but I was still nervous. | できることは全部やったが、それでも緊張していた。 |
訓練・座学での応用表現
- I did review the pattern, but I was confused about the altitude.（パターンは復習したが、高度で混乱した。）
- We will brief again when everyone is ready.（全員の準備が整ったら再度ブリーフィングする。）
- I did call the tower, but I wasn’t sure if they heard me.（タワーにはコールしたが、聞こえていたか確信がなかった。）
- I was going to submit the log, but the system was down.（ログを提出しようとしたが、システムが落ちていた。）
実践ドリル（行動＋状態）
- I ______ (did / do) check the checklist, but I ______ (was / were) not sure about the flap setting.
- We ______ (were / are) waiting when the instructor ______ (called / calls) our name.
- I ______ (did / was) file the flight plan, but it ______ (was / were) delayed.
- The instructor ______ (was / were) explaining while we ______ (did / were) practicing stalls.
- I ______ (will / did) review the weather again when it ______ (is / was) updated.
解答を表示
1. did / was 2. were / called 3. did / was 4. was / were 5. will / is
よくある落とし穴
- Do は「行動」、Be は「背景」。両方を混ぜると文が自然に豊かになる。
- 過去形を統一しない勇気： 行動は過去でも、状態は今・未来で語っていい。
- 日本語の「〜した」だけを追わず、「その時どうだったか」まで話す癖をつける。
音読リズム練習
- I did｜check｜the weather｜but it was｜unstable.
- I did｜my best｜but I was｜still nervous.
- We were｜waiting｜and the instructor｜was calling｜our names.
まとめ（暗唱ライン）
Doが動きを作り、Beが空気を作る。
行動と状態をひとつの文に並べられる人が、報告のプロになる。