航空英語の”Take off”

航空英語の"Take off"

航空英語の”Take off”

一番よく使う言葉であり情報の宝庫。

皆さんは、航空機の離陸といえば “Take off” が真っ先に思い浮かぶかもしれない。
もちろんそれで間違いではない。だが、実際に飛行機が滑走路を離れるまでには、管制塔とのいくつかのやり取りが必要になる。まずは航空英語とは何か。に関しても今一度再認識をしてほしい。

航空英語の"Take off"

曖昧な指示や把握ミスが大事故にもつながる。

その中で最も頻繁に使われるのが
“Cleared for takeoff”“Line up and wait”

この2つの違いを曖昧にしたままフライトに臨むと、大事故の引き金になる可能性がある。詳しい違いと交信例はこちらで解説している。

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「Cleared for takeoff」と「Line up and wait」の違い

aviation-english.jp/cleared-for-takeoff/

訓練している小さな空港は頻繁にRunwayが変わることがある。時には先の飛行機が34だったのに自分は17になることもあり、パラレルの場合は使用Runwayすら変更されることも珍しくない。だからこそ、いつも当たり前に使う情報だと思わず、ATISは必ず聞くようにしてほしい。

わからないときは、ためらわず “Say again.”
プライドより命だ。

補足表現と周辺知識

  • “Hold short of runway XX” - 滑走路に進入する前に、手前で停止せよという指示。
  • “Traffic departing ahead” - 前方に離陸中の航空機がいる。
  • “Position and hold”(旧表現)- 現在ではICAO準拠で “Line up and wait” が標準。

結論:離陸時の英語は”命の交信”である

航空英語は、単なる言語ではない。
それは、空の秩序を守るためのルールであり、命をつなぐ最後のやり取りである。
Hold short of runwayなどの詳細は先述の記事で解説している。

「聞こえた気がする」は、空では通用しない。
不安があれば、ためらわずに言うべきだ。
“Say again.”
それが最もプロフェッショナルな行動である。

よくある質問

谷口 一貴 / Kazuki Taniguchi

Author

谷口 一貴 / Kazuki Taniguchi

株式会社SMART FLIGHT 代表取締役

元海上自衛隊潜水艦乗り。退官後、アメリカのフライトスクールでパイロットライセンスを取得。カナダ・アメリカを含む世界100校以上のフライトスクールを直接視察し、30回以上のカナダ渡航で航空会社・フライトスクール・空港関係者との信頼ネットワークを構築。訓練生がつまずく要因が英語であり、その後のキャリア・安全性にも英語が直結していることを現場の声から実感。この思想はほぼ全ての航空企業・フライトスクールから強い共感を得ており、パイロットを目指す前に英語によるマインド構築が何より大切であると確信している。

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Last Updated: 2026.08.14

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