航法灯と衝突防止灯|飛行の基本を把握する

航法灯と衝突防止灯|飛行の基本を把握する

Aviation English

昼夜で変わる運用の違いと覚えかた

プラモデルを作れ

翼の先の小さなライトが伝えていること

飛行機の翼の先には、小さなライトが付いている。左の翼端は赤、右の翼端は緑、そして尾部には白だ。機体の周りを歩いて点検するたびに、目にしているはずである。

この翼の先の灯火は、翼端灯などと言うこともある。ただし、訓練では「翼の先」などとは言わず、翼端(Wing Tip)と言う。

ところが、色の位置を覚えていることと、そのライトが「何を、誰に伝えているのか」を説明できることは別の話だ。夜空に赤い光がひとつ見えたとき、相手がどちらへ飛んでいるのか、自分が避けるべきなのか。そこまで答えられて、はじめてこの知識は使えるものになる。

この記事では、航空機の灯火のうち、飛行の基本となる2つを扱う。

航法灯(Navigation lights/Position lights)

ずっと点いている「点灯」の灯火。色と位置で、自分の向きを相手に伝える。

衝突防止灯(Anti-collision lights)

光り続けるのではなく「点滅」する灯火。ビーコンとストロボで、自分がそこにいることを知らせる。

点灯は「向き」を、点滅は「存在」を伝える。この役割の違いを押さえれば、色の覚え方も、昼と夜で何を点けるのかも、夜に他機を見たときの判断も、一本の線でつながる。オーラルで聞かれても、暗記ではなく理屈で答えられるようになる。

そして、なぜサブタイトルが「プラモデルを作れ」なのか。その答えは、記事の最後に書く。

※航法灯は、航空灯・位置灯とも呼ばれる。衝突防止灯は、アンチコリジョンライトとも呼ばれる。

航法灯とは|点灯で「向き」を伝える

航法灯(Navigation lights)は、点滅せずにずっと点いている灯火だ。英語では Position lights とも呼ぶ。役割は、自分の機体がどちらを向いているのかを、外から見る相手に伝えることにある。

付いている場所と色は、次の3つで決まっている。

付いている場所 色 見える範囲(一般的な基準)
左の翼端(Left Wing Tip) 赤 真正面から左へ110度
右の翼端(Right Wing Tip) 緑 真正面から右へ110度
尾部(Tail) 白 真後ろから左右に70度ずつ、合わせて140度

数字を足すと、110度+110度+140度で360度になる。つまり、どの方向から見ても、少なくとも1つの色が見えるように作られている。そして、見えた色によって、相手のどちら側を見ているのかがわかる。赤なら相手の左側、緑なら右側、白なら後ろ側だ。

左が赤、右が緑という決まりは、船の灯火と同じである。空と海で同じルールを使っているので、夜に光の色を見れば、相手が飛行機でも船でも、向きの読み方は変わらない。

POINT

航法灯は「ここに機体がいる」と目立たせるための灯火ではない。色と位置で、向きを読ませるための灯火だ。だから点滅させず、ずっと点けておく。目立たせる役割は、次に説明する衝突防止灯が受け持つ。

※見える範囲の角度は、機体の設計基準として定められているものを一般的な形で示した。細かい基準は、訓練する国の規程で確認するように。

衝突防止灯とは|点滅で「存在」を伝える

衝突防止灯(Anti-collision lights)は、点滅する灯火だ。ICAOの規則では、航空機に注意を引くための灯火と位置づけられている。向きを伝える航法灯に対して、こちらは「ここに機体がいる」と周りに気づかせるのが役割である。

衝突防止灯には、主に次の2種類がある。

ビーコン(Beacon)

赤い光で、回転するように、または点滅して光る。胴体の上や下、垂直尾翼の上などに付いていることが多い。地上でビーコンが光っていれば、それは「この機体はエンジンがかかっている、またはこれからかける」という合図として受け取られる。機体の周りにいる人にとっては、近づいてはいけないというサインになる。

ストロボ(Strobe)

白い強い光が、パッと瞬間的に光る。翼端の航法灯の近くや、尾部に付いていることが多い。とても明るいので、昼間でも遠くから機体を見つけやすくする。

航法灯 衝突防止灯
光り方 点灯(ずっと点いている) 点滅
伝えること 向き 存在
色 左が赤、右が緑、尾部が白 ビーコンは赤、ストロボは白

どこにどの灯火が付いているかは、機体によって違う。ビーコンとストロボの両方を備える機体もあれば、どちらか一方だけの機体もある。訓練で乗る機体の灯火は、外部点検のときに自分の目で場所を確かめておくといい。

POINT

ストロボは強い光なので、雲の中や霞の中では光が反射して、かえって自分の目がくらむことがある。アメリカ(FAA)の規則でも、気象条件によって光が安全の妨げになるときは、機長の判断で衝突防止灯を消してよいとされている。いつ点けて、いつ消すかは、POHとチェックリスト、教官の指示に従う。

※灯火の付いている場所や手順は機体によって異なる。訓練する国の規程と、その機体のPOHで確認するように。

色の覚え方と「青か緑か」問題

よくある取り違え

航法灯の色でいちばん多い間違いは、左右を逆に覚えてしまうことだ。「右が赤、左が緑」と覚えていると、夜に相手の光を見たときの判断が、すべて逆になる。

正しくは、左が赤、右が緑である。

「左→火→赤」で覚える

筆者は、左(ひだり)の「ひ」は火、火は赤と覚えていた。左が赤と決まれば、残る右は緑だ。

ひだり → 火 → 赤
だから、右は緑

青なのか、緑なのか

日本語では、信号機の「青」のように、緑色を青と呼ぶことが多い。そのため、右の翼端灯を「青」と覚えている人もいる。

規定の上では、右の航法灯は「aviation green」と呼ばれる緑だ。ただし、この緑は1つの決まった色ではなく、色の範囲として定められている。さらに、LEDの灯火は、昔ながらの電球の灯火とは色の見え方が違うことがある。そのため、機体によっては青っぽく見えるものもあれば、はっきり緑に見えるものもある。

だから、色だけで判断しないことが大切だ。「右の翼端にある灯火」という位置とセットで覚える。青っぽく見えても、右の翼端にあればそれは緑の航法灯である。

POINT

英語では、見え方が青っぽくてもGreenと言う。日本語の「青信号」の感覚で Blue と言うと、オーラルでも無線でも通じない。

Red on the left wing tip, green on the right wing tip, and white on the tail.

※英文は作例。

真上から見た航法灯

航法灯の色と見える範囲を、機体の真上から見た図にまとめた。機首は上を向いている。

真上から見た航法灯の図。左翼端の赤と右翼端の緑はそれぞれ前方110度、尾部の白は後方140度の範囲で見える
見える範囲は一般的な基準を示した図。細かい基準は訓練する国の規程で確認するように。

図の扇形が、それぞれの灯火が見える範囲だ。赤と緑は前方に広がり、白は後方に広がる。3つの扇形のあいだにすき間はなく、ぐるりと一周がどれかの色でおおわれている。

この図を頭に入れておくと、外から見えた色で、自分が相手の機体のどちら側にいるのかがわかる。赤の扇形の中にいれば相手の左側、緑なら右側、白なら後ろ側だ。

POINT

色を「機体に付いている場所」で覚えるだけでなく、「どの方向から見える色なのか」まで覚える。これが、次の章で説明する、夜に他機の動きを読む力につながる。

見え方で相手の動きを読む

夜の空では、相手の機体そのものはほとんど見えない。見えるのは灯火だけだ。だからこそ、どの色が見えたかで、相手の向きと動きを読む。代表的な4つのパターンを図にした。

自分から見た相手の航法灯の見え方の図。正面から向かってくると赤と緑の両方、前を同じ方向へ飛んでいると白だけ、左へ飛んでいると赤、右へ飛んでいると緑が見える
01

赤と緑の両方が見える

相手は正面からこちらへ向かってきている。自分から見て、相手の緑が左、赤が右に見える。4つの中で最も危険なパターンだ。

02

白だけが見える

相手の後ろ姿を見ている。相手は自分の前を、同じ方向へ飛んでいる。距離が縮まっているなら、自分が追いついている側だ。

03

赤だけが見える

相手の左側面を見ている。相手は、自分から見て左の方向へ飛んでいる。

04

緑だけが見える

相手の右側面を見ている。相手は、自分から見て右の方向へ飛んでいる。

実際の空では、相手がぴったりこの4つの向きで飛んでいるとは限らない。斜めの角度から見ると、扇形の境目のあたりで、赤と白、緑と白のように2つの色が同時に見えることもある。それでも、図1の扇形を頭に入れておけば、見えた色の組み合わせから、相手のおおよその向きは読める。

POINT

色で相手の向きがわかれば、次に考えるのは「どちらが、どう避けるか」だ。正面から来る相手、横切る相手、追いついた相手で、避け方のルールが決まっている。次の章で説明する。

正面・横・後ろからの避け方

相手の向きがわかったら、次は避け方だ。ICAO基準では、どちらに進路権(Right-of-way)があるか、譲る側がどう動くかが決まっている。そして、進路権を持つ側は、針路と速度を維持するのが基本である。

正面から向かってくるとき(Approaching head-on)

2機が正面、またはそれに近い形で近づき、衝突の危険があるときは、両機とも右へ針路を変える。どちらか一方だけが避けるのではない。両方が右へ動くので、互いの左側同士ですれ違うことになる。

正面から向かってくるときの避け方の図。両機とも右へ針路を変え、左側同士ですれ違う

ここで灯火の話とつながる。正面から来る相手は、赤と緑の両方が見える。両機が右へ避けると、すれ違うときには互いに相手の赤(左翼端)だけが見える状態になる。赤と緑の両方が見えていた状態から、赤だけが見える状態に変われば、うまく避けられているということだ。

もし相手が左へ動いてしまうと、避けたつもりで同じ方向へ寄ってしまう。左右の決まりを体で覚えておくのは、このためでもある。

横から近づいてくるとき(Converging)

ほぼ同じ高度で、互いの進路が交わるように近づいているときは、相手を自分の右側に見ている機体が道を譲る。言い換えると、右側にいる機体に進路権がある。

右側から自分の前を横切ろうとする相手は、左へ向かって飛んでいる。つまり、こちらに見えているのは相手の左側面、赤だ。逆に、左側から横切ろうとする相手は右へ飛んでいるので、緑が見える。

追いついたとき(Overtaking)

追い越される側に進路権がある。追い越す側が右へ針路を変え、十分に離れて通過する。相手の白だけが見えていて、距離が縮まっているなら、自分が追い越す側だ。

見える灯火 状況 すること
赤と緑の両方 正面から向かってくる 両機とも右へ。左側同士ですれ違う
白だけ 自分が追いついている 追い越す自分が右へ避け、十分に離れて抜く
赤 相手が右側から横切ってくる可能性 相手が右にいるので、自分が譲る
緑 相手が左側から横切ってくる可能性 相手が譲る側。ただし、相手が避けると決めつけず見張りを続ける

POINT

横切る相手については、「赤は止まれ(譲る)、緑は進め」と信号機のように覚えると、頭に入りやすい。

ただし、これはほぼ同じ高度で、互いの進路が交わる場合に限った目安だ。そして、進路権があるからといって、衝突を避ける責任がなくなるわけではない。相手が気づいていないこともある。最後まで見張りを続け、危ないと思えば自分から動く。

※進路権の決まりは、ICAO基準ではAnnex 2(EUでは SERA.3210 として採用)、アメリカ(FAA)では 14 CFR §91.113、カナダ(TC)では CARs 602.19 に定められている。気球・グライダーなど機種による優先順位もあるので、訓練する国の規程で確認するように。

いつ点けるのか|規定と運用は分けて覚える

「航法灯は昼も夜も点けておくもの」と覚えている人は多い。現場の運用としては、それで間違いではない。ただし、規定の上では、昼夜を問わず求められているのは衝突防止灯のほうで、航法灯が求められているのは夜である。

この「規定」と「運用」の違いを分けて覚えておかないと、オーラルで答えを間違える。

規定(ICAO基準)

ICAO Annex 2 を採用したEUの規則(SERA.3215)では、次のように定めている。

01

夜間に飛行するときは、衝突防止灯と航法灯の両方を表示する。

02

衝突防止灯を装備している機体は、飛行中は昼間も衝突防止灯を表示する。

03

夜間に空港の移動区域(Movement area)を動くときは、航法灯を表示する。

ICAO・FAA・TCの比較

ICAO アメリカ(FAA) カナダ(TC)
航法灯 夜間 日没から日の出まで 夜間(空中・地上)
衝突防止灯 夜間。装備していれば、飛行中は昼間も 装備していれば点ける(昼夜を問わない) 夜間(空中・地上)
衝突防止灯を消してよい場合 訓練する国の規程で確認 安全のために消すほうがよいと機長が判断したとき 安全のために消すほうがよいと機長が判断したとき

※ICAOは SERA.3215(Annex 2 を採用したEUの規則)、FAAは 14 CFR §91.209、TCは CARs 605.17 をもとに要点をまとめた。TCの 605.17 は夜間の灯火について定めた条文で、昼間の扱いは訓練する国の規程と機体の手順で確認するように。

運用(現場でどうしているか)

規定では夜だけでも、昼間に航法灯を点けて飛ぶのは珍しくない。FAAも、地上走行を始める前に、航法灯・衝突防止灯・ロゴライト(装備していれば)を点けることを勧めている。スクールや会社によっては、昼でも常に点けるよう決めているところもある。

点けておけば、それだけ周りから見つけてもらいやすい。規定は「最低限」、運用は「それより安全側」と考えるとわかりやすい。何をいつ点けるかは、POHとチェックリスト、教官の指示に従う。

POINT

オーラルで「航法灯はいつ必要か」と聞かれたら、まず規定として夜間と答える。そのうえで、「運用としては昼間も点けることが多い」と付け加えれば、規定と運用の違いを理解していることが伝わる。「昼も義務です」と答えると、根拠を聞かれて詰まることになる。

灯火の英語|チェックリストと無線

灯火の英語は、チェックリスト、外部点検、無線のすべてで出てくる。まずは基本の単語をそろえておく。

基本の単語

英語 意味
Navigation lights(Nav lights)航法灯
Position lights航法灯(別の呼び方)
Anti-collision lights衝突防止灯
Beaconビーコン(赤い衝突防止灯)
Strobe(Strobes)ストロボ(白い衝突防止灯)
Wing tip翼端
Tail尾部
Landing light着陸灯
Taxi lightタキシー灯(地上走行用の灯火)

チェックリストでの言い方

チェックリストでは、項目名と状態を短く読み上げる形が多い。

Beacon — ON

Nav lights — ON

Strobes — ON

どのタイミングでどの灯火を点けるかは、機体のチェックリストで決まっている。項目の並びや言い方も機体によって違うので、自分の乗る機体のチェックリストで確認するように。

無線のトラフィック情報と、灯火の見え方

管制からトラフィック(他機)の情報をもらうときは、相手の位置を時計の文字盤で伝え、相手の進む向きを添えることが多い。この「向き」の言い方が、灯火の見え方とそのままつながる。

Golf Alpha Bravo Charlie, traffic, twelve o’clock, five miles, opposite direction.

管制の言い方 相手の動き 夜に見えるはずの灯火
Opposite direction反対方向から来る赤と緑の両方
Same direction同じ方向へ飛んでいる白
Crossing right to left右から左へ横切る赤
Crossing left to right左から右へ横切る緑

耳で聞いた向きから、見えるはずの色を先に思い浮かべておく。そうすると、夜空の中で相手を見つけやすくなり、見つけた光が本当にその機体なのかも判断しやすくなる。相手を見つけたら、決められた言い方で報告する。

Traffic in sight, Golf Alpha Bravo Charlie.

Looking out, Golf Alpha Bravo Charlie.

※英文・無線の例はすべて作例。コールサインは架空のもの。トラフィック情報の言い方や報告の仕方は、国や空港によって違うことがあるので、訓練する国の規程で確認するように。

まとめ|なぜ「プラモデルを作れ」なのか

この記事の要点を振り返る。

01

航法灯は点灯で「向き」を、衝突防止灯は点滅で「存在」を伝える。

02

左の翼端が赤、右の翼端が緑、尾部が白。「ひだり→火→赤」で覚え、色だけでなく位置とセットで覚える。

03

見えた色で相手の向きを読む。赤と緑の両方なら正面、白だけなら後ろ姿、赤なら左へ、緑なら右へ飛んでいる。

04

正面から来たら両機とも右へ。横から来たら、相手を右に見る側が譲る。追いついたら、追い越す側が右へ避ける。

05

規定では、航法灯は夜、衝突防止灯は昼夜。運用では昼も航法灯を点けることが多い。規定と運用は分けて覚える。

振り返ると、この記事で扱ったことは、どれも機体を上から、正面から、後ろから見たときのイメージがあれば、暗記しなくても答えが出てくるものばかりだ。どこに何色の灯火が付いていて、どの方向から見えるのか。それが頭の中で立体的に描ければ、夜の空で光がひとつ見えただけでも、相手の動きが読める。

英語の単語やフレーズも、その言葉が指している「もの」と「動き」が頭に浮かんで、はじめて使える言葉になる。Wing tip と聞いて翼の先端の赤と緑が浮かび、Opposite direction と聞いて夜空の赤と緑の光が浮かぶ。プラモデルを作れ、というのは、そういう意味である。

そのイメージを、いつ、どうやって身につけるのか。

現場から一言

こういうことは、本来ならパイロットを目指した時に学ぶのではなく、小さい頃から模型などを通じて、構造や仕組みを理解するというのが何より大事である。これこそが、航空英語の理解にも直結してくるのだ。

まずは興味を持つことから始めるべきなのに、最初に「憧れ」が先行して、それを更に上書きして「憧れ&キャリア」などのように複雑迷界に陥り、本質的なことを学ばず訓練に突き進み、基礎を理解しないまま、いつの間にか量産型のパイロットになってしまう。

私も過去に訓練をしていた時に、様々な大学や社会人のキャリアがある人がいたが、誰1人今回のような知識を当たり前に持っている人はおらず、興味から入った人はいなかった。

よくある質問

オーラル対策|航法灯と衝突防止灯の説明例

実際のオーラル試験を想定し、英語での想定問答を確認しておこう。

Q1 Where are the position lights located, and what colors are they?
航法灯の場所と色を問う基本問答だ。3か所すべてを、場所と色をセットで答える。 There is a red light on the left wing tip, a green light on the right wing tip, and a white light on the tail.
Q2 What is the difference between position lights and anti-collision lights?
2つの灯火の役割の違いを問う問答だ。点灯と点滅、向きと存在の対比で答える。 Position lights are steady lights. Their colors and positions show other pilots which way the aircraft is heading. Anti-collision lights are flashing lights, such as the beacon and the strobes. They make the aircraft easier to see.
Q3 What lights are required for night flight?
夜間に必要な灯火を問う問答だ。航法灯と衝突防止灯の両方を挙げる。 Both the position lights and the anti-collision lights must be on at night.
Q4 At night, you see both a red and a green light straight ahead. What does that mean, and what do you do?
灯火の見え方から相手の動きを読み、避け方まで答える問答だ。両機とも右へ変針することを述べる。 It means the other aircraft is coming toward me head-on. If there is a risk of collision, both aircraft should alter heading to the right and pass left side to left side.
Q5 Do you need to turn on the position lights during the day?
規定と運用の違いを問う問答だ。まず規定を答え、そのあとに運用を付け加える。 The regulations require position lights at night. Anti-collision lights, if the aircraft has them, must be on during the day as well. In practice, many pilots also turn on the position lights during the day, and I follow the POH and the checklist.

※英文はすべて作例。規定の細かい内容は、訓練する国の規程で確認するように。

谷口 一貴 / Kazuki Taniguchi

Author

谷口 一貴 / Kazuki Taniguchi

株式会社SMART FLIGHT 代表取締役

元海上自衛隊潜水艦乗り。退官後、アメリカのフライトスクールでパイロットライセンスを取得。カナダ・アメリカを含む世界100校以上のフライトスクールを直接視察し、30回以上のカナダ渡航で航空会社・フライトスクール・空港関係者との信頼ネットワークを構築。訓練生がつまずく要因が英語であり、その後のキャリア・安全性にも英語が直結していることを現場の声から実感。この思想はほぼ全ての航空企業・フライトスクールから強い共感を得ており、パイロットを目指す前に英語によるマインド構築が何より大切であると確信している。

→ プロフィール詳細

Last Updated: 2026.11.03

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP